薬の待ち時間が長い理由はなに?

薬局の待ち時間は2時間以上は当たり前

病院の診察が終わり、後は薬局で薬をもらうだけです。しかし薬の待ち時間ははてしなく長く、2時間待ちも珍しくはありません。順番が来るまで他の用事を済ませておきたいものの、いつ自分の番が来るのかわからないものです。
体が辛い状況下の中、薬局での待ち時間が加わると負担はさらに大きくなります。薬局側も対策を取ってくれてはいるものの、改善されず…。「処方箋どおりの薬を配れば済む話では?」と思われるでしょうが、薬はそんな簡単に扱っていいものではありません。

薬局の待ち時間が長い理由とは?

薬剤師は処方箋に間違いがないかどうか、入念に入念を重ねてチェックをします。チェックを怠ってしまうと、患者に大きな負担がのしかかることになるでしょう。場合によっては、命を左右しかねない事態にもなりかねません。過去にどういった薬を服用してきたのか、場合によっては医師に直接確認することもあります。
薬の調合に時間がかかるのも、待ち時間が長くなる原因です。処方箋が正しく記述されていても、調合を間違えてしまうと大問題。薬に0.01gの誤差は、絶対に許されません。

薬剤師不足

単に、薬剤師不足が理由の場合もあります。薬局では常に薬剤師を募集していますが、どんなに条件を良くしても集まってくれません。薬剤師不足の理由はいろいろ考えられますが、主たるものは「薬局が多くなった」からでしょう。
薬局が多くなると、そのぶん薬剤師も求められます。また結婚や出産で、休みを取る薬剤師も少なくありません。薬剤師不足は、無視できない問題です。

薬の予約ができる

大阪は八尾市にある薬局では薬の予約を受け付けています。アプリを使って処方箋を薬局に送信。薬の用意が出来たら、薬局側の方から連絡が入ります。
八尾市内にお住いの方であれば、無料で薬を配達。上手く利用すれば、2時間も薬局で待つ必要はありません。なお時間指定はできないとのことなので、要注意。詳細については、直接薬局までお問合せ下さい。