窃盗に注意!訪問介護のデメリット

訪問介護にはデメリットもある

訪問介護は介護士が家に直接訪れて、介護サービスをおこないます。在宅介護は猛烈に大変なもので、家族だけでどうにかなるものではありません。そこで訪問介護です。上手く活用すれば、家族の負担は大きく減るでしょう。また住み慣れた家を離れるわけではないので、利用者側の負担も軽くなります。
しかし、訪問介護はメリットだけではないのも事実。実際にトラブルになり、裁判沙汰にまで発展したケースもあるのです。

事件発生

訪問介護先で窃盗事件が発生。介護士は利用者の自宅に行き、キャッシュカードを横領。そのままコンビニへと向かい、現金を引き落とした事件がありました。介護士は逮捕されたものの、本来なら絶対にあってはならない事件です。
介護士による窃盗事件は、1件2件ではありません。中には合鍵を使って家に侵入し、現金を奪われた事件も発生。悲しくなります。青舐の訪問介護で働くのは、芯がしっかりしている人ばかり。ただ全国で相次いで事件が起こるとなると、信頼が揺らぐのは仕方のないことと言えるでしょう。

犯人は捕まるけども…

窃盗事件の場合、犯人はすぐに捕まります。今はどこでも監視カメラがある時代。盗んだキャッシュカードをコンビニで使えば、100%わかります。万が一財布を取られてしまったら、警察にすぐに連絡してください。
また介護士だからとはいえ、お金の管理を任せるのはNG。介護士の方からお金の管理についての申し出があったとしても、断って下さい。介護士が担当するのは、あくまでも生活の補助。お金の補助ではないのです。

成年後見制度のすすめ

認知症などの理由で判断が難しい方ならば、成年後見制度を活用しましょう。成年後見制度は、後見人を立てる制度のこと。難しい契約を求められたとします。判断力が弱くなっていると、ついサインをしてしまいがち。このままでは、大変な事件に巻き込まれかねません。そこで後見人の出番。後見人に契約内容をしっかり読んでもらい、契約しても大丈夫かどうかを判断させます。
成年後見制度を活用すれば、万が一の窃盗に巻き込まれることもないでしょう。