農業が盛んな栃木

栃木といえばいちご。

東北道を走っていると栃木県に入るなり、サービスエリアにはいちごのキャラクターが目に入りますよね。

栃木には、日本でただ一つのいちご専門の研究機関があって、日夜品種改良と栽培技術を研究しているそうです。

この技術を駆使して栃木ではほぼ一年を通していちごが収穫され、いちごの収穫量は日本一を誇っています。

最もポピュラーな品種となったとちおとめをはじめ、スカイベリー、とちひめなど多くの品種が栃木で生まれているんです。

まさにいちごの里、いちご王国ですね。

いちごだけじゃない!栃木の農業

栃木の農業はもちろんいちごだけではありません。

かんぴょうやにら、ビールの原料となる二条大麦など全国で1位、2位の生産量を誇る農産物があります。

もちろん米造りも盛んにおこなわれています。

蕎麦といえば長野県ですが、栃木県も全国4位の収穫量があるそうです。

その他にも首都圏に向けて梨やトマト、ナス、春菊、ゴボウなどたくさんの野菜や果物が栽培されています。

栃木県の農業が盛んな理由

栃木県の農業が盛んな理由は、何といっても土地が肥沃で、豊富な水資源があることでしょう。

栃木県内には利根川水系、那珂川水系、久慈川水系の一級河川が数多く流れていて、水資源に恵まれています。

また比較的気候が穏やかなことも栃木の農業が盛んな理由の一つと言えるでしょう。

栃木県の農業産出額は、全国で第9位となっているそうです。