賃貸を借りる前に、住みたい街ランク、1位はどこ?

大学進学や就職にために東京で賃貸物件を探そうと思った時、ふと思うのが「どこに住めばいいのだろう」という問題です。地方在住の人が状況する際に知っている地名と言えば、渋谷や新宿、池袋などのターミナル的な街か、お台場、自由が丘など、デートや買い物で行くような街に限られます。そうした街には一人暮らし向けの物件が少ないほか、地方にいると想像もできないほど家賃相場が高いという場合が一般的です。
そこで、今回はリクルート住まいカンパニーの「SUUMO」が実施した「住みたい街(駅)ランキング」を紹介します。手頃な家賃で住める人気の街はどこでしょうか。

郊外の人気に高まり?

上位10都市を下から見ていきましょう。10位は中目黒(東急東横線)、9位は池袋(JR山手線)、8位は浦和(JR京浜東北線)です。浦和は2020年の調査から2ランク上がりました。コロナ禍でリモートワークが増える中、都心と比べれば賃料が安く、利便性も低くない郊外の都市として人気が集まっているのでしょうか。
7位は新宿(JR山手線)、6位は品川(同)、5位は目黒(同)です。山手線沿線の大きな駅が入りましたね。個人的には居住環境としては疑問がないわけではないのですが、ライフスタイルに合えば、理想の環境ではあるかもしれません。4位は大宮(JR京浜東北線)、3位は吉祥寺(JR中央線)です。大宮は埼玉ですし、吉祥寺も23区を外れています。特に吉祥寺はこういったランキングの上位の常連ではありますが、今年の調査で人気が高まった浦和と同じような背景もあるのかもしれませんね。
2位は恵比寿(JR山手線)。芸能人なんかが多く住んでいるイメージがありますね。1位は横浜(京浜急行本線)です。横浜自体が大都市ではありますが、東京へのアクセスも良く、その割に賃料の相場は東京都心より割安です。そして、東京都心ほどゴミゴミしているわけではありません。そういう意味で、住む場所として考えた時に人気が高いのかも知れませんね。住居探しの参考になれば幸いです。