神奈川で計画されている都市計画について

リニアの開通が遅れる!?

「リニアの開通が遅れる」という、残念なニュースが飛び込んできました。当初は2027年の開業予定でしたが、トンネル工事の難航で着工すらままならない状態。また地方自治体の折り合いもつかず、工事の目途すらも建てられていません。計画変更は避けられないでしょう。
しかし開通の遅れはあるものの、中止されたという話ではございません。リニアが無事開通すれば、各地で都市計画は進むでしょう。神奈川も例外ではありません。実際に相模原市で都市計画が持ち上がり、整備に取り掛かると公表しています。

相模原で進む都市計画

公表された相模原の都市計画によると、リニア駅周辺を中心に商業施設・観光施設・住宅オフィスを展開。また展示場や研究室も備え「ものづくり」の情報を発信。さらに駅周辺の道路も整備する予定とのこと。かなり大規模な都市計画となるので、地図は大幅に書き換えられるでしょう。
肝心のリニア開通がどうなるかは、未知数の部分はあります。ただ元々交通の便が良い場所になるので、万が一のことがあっても大きなマイナスにはならないでしょう。

大規模な都市計画に欠かせない測量

大規模な都市計画に欠かせないのが、測量です。測量は工事現場となる場所を徹底的に調べ、土地の状況を把握します。あくまでも推測になりますが、神奈川の測量では、おそらく地形測量・用地測量・路線測量が用いられるでしょう。
最近は衛星システムを使った測量もありますが、相模原の都市計画で使われるとは考え辛いものがあります。衛星システムの測量は確かに便利なもので、天候が悪い日でも関係ありません。ただ誤差だけはどうしようもなく、どんなに注意を払っても数十センチの誤差は出てしまいます。都市計画における数十センチのズレは、人の命に関わりかねない重大なものです。

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