保育士必見!宮崎市の保育園で働くなら支援事業を利用しよう

共働き・核家族世帯の増加に伴い、宮崎市では保育園の設置数が増えています。その一方で、保育士の慢性的な人材不足が課題となっています。

そこで、宮崎市が行っている保育士に向けた支援事業をご紹介します。

保育士の人材確保は全国的な課題でもある

保育士は、保育園や認定こども園などの子どもの保育を行う仕事です。男女比は女性が約96%、男性が約4%となっています。女性は結婚や妊娠、出産などでライフスタイルが大きく変化するため、やむを得ず休職や退職をするケースも多々あります。
また、保育士は早番や遅番などの不規則勤務であるため、家庭の事情によっては続けにくいことも。待機児童問題では、保育士ママが保育園に入れずに退職…なんて話もありました。
そんな現状を変えるために、全国的に保育士の人材確保に向けた対策が進められています。

宮崎市が取り組む保育士に向けた支援事業とは?

宮崎市では、主に3つの支援事業を行っています。
1つ目は「潜在保育士への支援補助」。保育現場から1年以上離れている保育士の再就職をサポートする取り組みです。市内の保育施設(認可保育園や認定こども園など)に就職すると、最大36ヶ月間で月額補助が受けられます。また保育士の資格を活かしたいと思っている人におすすめです。
2つ目は「転入(移住)保育士への支援補助」。宮崎県外から宮崎市に転入(移住)し、1ヶ月以内に正規の常勤保育士として就職すると毎月家賃補助を受けられます。期間は潜在保育士と同じ最大36ヶ月間です。さらに、上限10万円の転居費用も補助される制度もありますよ。
3つ目は「深夜勤務保育士への支援補助」。午後10時から午前5時の深夜帯に勤務する保育士に日額補助を支給してくれます。
それぞれの詳しい要件は、市の担当課に確認してみてくださいね。

保育士の働く環境を整えることが大切

保育士は専門的な知識を要する国家資格であり、子どもの成長に関われる素敵な仕事です。しかし、勤務時間が長く重労働でありながら給与などの待遇が十分整備されていないという現場の声も多いです。それが原因で離職する保育士もいることから、国をあげて早急に取り組むべき課題ではないでしょうか。
宮崎市以外の自治体でも、保育士に向けたさまざまな取り組みを行っています。ぜひ支援事業を活用してくださいね。