三重県は「伊勢神宮」や世界遺産「熊野古道」、伊賀忍者発祥の地、リアス式海岸など様々なエリアがある魅力的な県です。しかし、そのようなところに住んでいても介護が必要になる日はやってくるのも事実です。介護が必要になった時、大きな力になってくれるのが三重県の訪問介護です。今回は家庭を支えてくれる訪問介護について解説しましょう。
三重県の訪問介護サービスを紹介
三重県の訪問介護サービスは、企業や個人事業が展開していることの多い介護サービスです。基本的に昼間のみの提供になっていますが、四日市や津市など人口の多い地域では夕方や夜間の訪問介護を提供するケースも見られます。ただ、訪問介護のみを単独で行っているところはそこまで多くなく、訪問看護サービスや居宅介護支援事業などを併設しているところも少なくありません。三重県の訪問介護サービスではそういった傾向が特に見られます。身体介護中心型と生活援助中心型の2タイプがあり、三重県の場合は全国の都道府県と同じく生活援助中心型の方が提供時間が長めのところが多い傾向です。このような形で三重県では訪問介護サービスが提供されています。
訪問介護の登録喀痰吸引等事業者とは
訪問介護事業所の中には登録喀痰吸引等事業者の指定を受けているところがあります。これは、事業の一環として、介護職員等による喀痰吸引等の業務を行っている事業所を言います。本来喀痰吸引は看護師などの医療職が行う業務です。しかし、訪問介護の進展に伴い、研修を受けた一部の有資格者は例外的に喀痰吸引を行える介護職員として訪問介護中に喀痰吸引を施行することができます。これによって、訪問介護でできる身体介護の業務範囲が増えます。
訪問介護事業は生活保護受給者にも対応しているか？
訪問介護サービスは生活保護を受けている人にも対応しています。ただし、事業者自体が指定を受ける必要があり、受けていない場合はその事業所から生活保護受給者に利用することはできません。