実は神奈川県は、国内製造品出荷額で全国2位を誇る工業の要所です。自動車や鉄道車両をはじめとする輸送用機械、化学工業、食料品など多彩な産業が発展しています。そんな神奈川県で製造業を支えるスキルとして注目されているのが製図とCADの技術。そこで今回は、ものづくりの現場で活躍するためのCADトレーニング内容についてご紹介します。
神奈川で製図を学べるかなテクカレッジ東部
神奈川県で製図・CADの技術を学ぶなら、かなテクカレッジ東部がおすすめです。ここでは、即戦力となるCADオペレータを目指し、JISに準拠した機械製図の基礎から、2次元・3次元CADの操作、さらには建築製図まで幅広く学べます。実習では、実際に3Dプリンタで図面データを立体化する工程も体験できるため、設計とものづくりを結びつけた実践力が養われます。初心者にも丁寧な指導があり、関連資格の高い合格率と就職支援も魅力といえるでしょう。機械系製造業を目指す方にとって、手厚いサポート体制が整った学びの場です。
製図のスタンダード!CADとは?
CAD(キャド)とは「Computer Aided Design」の略で、コンピュータを使って設計図や製図を行う技術のことです。スマートフォンや自動車、建築物など、身の回りのあらゆる製品はCADによって設計されています。製図の正確さと効率を飛躍的に高め、修正や共有も容易なため、今や製造・設計分野では欠かせないスタンダードなツールとなっています。
製図は手書きで行われない?
現在の製造・設計現場では、ほとんどの製図がCADを使ってデジタルで行われています。しかし手書きによる製図は、教育段階で図面の基礎を学ぶためには有効なものとして学生などが手書きで行われています。ただ、業務で使われることは少なくなりました。CADの導入により、設計のスピードや正確性が格段に向上し、チーム間での共有もスムーズなのもメリットで、現場では手書きの製図はほとんど行われていません。